ピート・ピーターソン(2016年③)先進技術トレーニング パート2

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David Wilcock: さて、再び番組にようこそ。ピート・ピーターソンをお迎えしています。

D4E02-2.jpg ピート、またようこそ。

Pete Peterson: どうもありがと。


David: 前回私たちは、あなたが過去に一緒に仕事をしてきた有名人について話していました。次は誰のことを思い出しますか?


Pete: そうだな、私が若い頃から一緒にやっていた人物で言うなら、他にもケネス・ショルダーズ・・・


David: オーケー。


Pete: ・・・ケネス・R・ショルダーズという名の紳士がいるな。彼は最近他界した。彼の偉業は全てインターネット上に.残っている。


Kenneth Shoulders (1927~2013)


だからGoogleで「Kenneth Shoulders」と検索してみれば、一生かかっても調べきれない量の情報が出てくるよ。


私が彼にあったときは、彼は私のメンター(指導役)の一人だった。


私は南カリフォルニアへ飛んだ。彼はスタンフォード大学の近くの山の中に住んでいたんだ。そこは彼は自然の中で自身を「調律」するのが好きだったんだ。だから彼は早朝外に出て、霧の中、丘の上を散歩していた。新鮮な空気を吸って、山の上で海からの海藻の香りを感じ、木をハグしたり、木の傍らに横になって瞑想したりしていたんだ。


そうやって彼は自身のラボへ出勤する準備を整えるのさ。それは申し分のない立派な研究所だ。私もそんな研究設備を持ちたかったが、生涯叶わなかった。


そして彼はそこにある道具を収蔵していた。誰も聞いたことがないような珍しいものだ。それは古代エジプト人が使っていた道具なんだ。


人間の知識の増大率というものを考えた時、それは常にそれを計測する道具の進歩と同じ歩幅で進んできたんだ。


電気にしてもそうだ。数学的には古代から電気について語られていたが、彼らにはそれを実証する道具がなにもなかった。電圧計も電流計も・・・


David: ええ。


Pete: ・・・オシロスコープも静電容量メーターもインダクタンス測定器もなかった。


David: ええ、単刀直入に質問させて下さい。つまり彼は古代のテクノロジー、もしくは機密分類のテクノロジーを自身のそこに置いて、研究していたということですか?


Pete: 彼のことを私は昔から何年も話してきた。ある特定の言えないこともあったが、彼についてはよく話してきた。そして私はいつもこう言っているんだ。もしこの地球上で私の知る人で、実はエイリアンである人物がいるとしたら、それは彼しかいないと。なぜなら彼は他の誰よりも50年から200年進んでいたからだ。


私が14歳の時、彼が私に一握りの集積回路を送ってくれたのを覚えているよ。それから約14年後だな、その品質の集積回路が開発され、量産されるようになったのは。商品化されるまでに14年の年月がかかったんだ。


David: それではあなたが彼と引き合わされた目的はなんだったんですか?6ヶ月の間、彼はあなたに何を教えてくれたんですか?


Pete: 彼は世間一般に知られている事とはとても違う事を知っていた。あるいはとても進んだことを。それを私に教えてくれたんだ。


David: 例えば?


Pete: ああ、私が彼の研究所に行って、最初に彼が見せてくれたものが、小さな銀色の米粒のようなものだった。


彼はそれをピンセットでつまんで、小さなプラスチックの装置の中に入れてパチンと閉じた。するとそれはカエデの木から落ちた種(翼果)のような見た目になった。


それから彼はそれを自分の手にめがけて投げつけたんだ。後で知ったが、この羽つきの種の中には小さなピストンが入っていた。それは小型の両頭ピストンで、行ったり来たりピストン運動を繰り返す。そして中はイソブタンで満たされているので、圧縮された空気が発生し、それがカエデの種の羽の部分に横から吹き付ける。


するとくるくると種が回転し、空中停止して浮かぶことができたんだ。


David: 大きさはどのくらい?手でそれがどの程度の大きさか示してもらえますか?


Pete: これぐらいだ。全長はこれくらい。

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そしてエンジンはこんなに小さい。

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David: いつの時代の話ですか?何年?


Pete: そうだな・・・おそらく・・・1966、67年だ。


David: まあ、今では小型のドローン技術があることはみんな知っていますが、1960年代には・・・


Pete: そんなもの見たこともなかったよ。


David: ではこれは自分で飛べるんですか?つまり・・・


Pete: 自力で飛べたよ。コントロールもできたんだ。彼はあれを改造してね・・・今ではテレビやビデオのリモコンは赤外線を使っているだろ。でも昔は、超音波のリモコン(ツイーター)を使っていた時代があったんだ。


その端には小さな電球とホイッスルがついていてね。


定かではないが、それが2、3年後に世に出て、家電製品に使われるようになった。


でも彼はこれを改造して小さなツイーターを作ったんだ。それに私がエドウィン・ランドから学んだ小型センサーもあった。ポラロイドXシリーズには超音波レンジファインダーが搭載されていたからな。


David: ではつまり・・・彼は赤外線の代わりに、超音波のノイズ発生装置を使っていたと。でもノイズは聞こえないんですよね?


Pete: 超音波だからな。聴覚の周波数を超えているよ。それを小さなツイーターで出すんだ。


David: ではそれがこの種を飛ばすリモコンみたいなもの?


Pete: そうさ。リモコンだった。超音波リモコン・ツイーターだ。


そして彼はツイートしてこれを人から遠ざけることも出来た。基本的にこれは近くにある最も背の高い物体を捉えて、その周りを旋回するように設計されていたんだ。だから人の周りを旋回することもある。


人は何かが自分の視界を飛び回っていたら、何だか調べてみたくなるだろう。だから人と一列に並んで視界に入ったときは、ツイートしてやるとこれは直角ターンして、その人から離れていくんだ。


これは60~90メートル先まで飛ばせるんだ。そして2回ツイートすると右旋回してそこにある物体の周囲をぐるぐる回りだす。


もしこれが何かもっと背の高い物体をセンサーで見つけると、今度はそちらの方の周囲を旋回し始めるんだ。


David: 私たちは常々、内通者たちから機密分野のテクノロジーは一般世界の20~50年先を進んでいると聞かされています。少なく見積もってもね。これはまさにそんな感じの話ですね。


Pete: あー、そんな感じだね。それが現実さ。


何かを発見するだろう。科学者が「おー、これが起きることを発見したぞ」と言う。

実際にその現象が起きてから、一般でも入手可能な動力源や材料でそれを作って、それからいくつもの政府機関や企業に下請けに出して、それを製造させるまでには随分と時間がかかる。そして下請けの方は全く何を製造しているのか理解していないんだ。


「何に使うのかわからないがこの機能を持ったものを作ってくれ。」と。


David: それってちょうどマンハッタン計画と同じですね。原子爆弾を製造していた・・・


Pete: 私が関わってきたほとんど全てのプロジェクトがそんな感じさ。私もあと3つか4つ機密の技術を与えられていたら、発明の品質をもう10~15年分アップグレードすることができたのにな。でも彼らはその技術を使わせてくれなかった。なぜなら科学者にそれが何だか推測させたくないからだ。そして彼らの支払う10倍の金でソビエトに技術を売ったりしないようにだな。


David: それでこの小さな装置は何をしていたんですか?何の役に立つんです?


Pete: とても役に立ったんだよ。なぜならこの装置のコンセプトは結局の所、カエデの種を作って、それを飛ばして、家の煙突から中に侵入し、暖炉を通って、部屋の中を上昇して、壁とか棚の上に着地して、盗聴マイクを作動させる、ということだったのさ。


David: なんと!


Pete: 誰もそんなものがあるなんて思いもしないからな。


そして時には後で起動し直したり、メイドや家政婦を潜入させてな・・・私はよく言っていたよ。CIAにはどこよりもたくさん家政婦がいるってな(笑)。


David: ははは(笑)。


Pete: 彼女たちは盗聴器を回収したり、様々な種類の機器を設置するために潜入していたんだ。


だからそうやって回収することもできれば、後で自己消滅させることもできた。遠隔操作で起動させて、暖炉の中に飛び込ませればいいんだ。


David: ではこれは驚異的な偵察兵器だったんですね。


Pete: そりゃあもう。


それから我々は全長約2メートルの大型のやつも作ったぞ。その翼は膨らませてあるんだ・・・当時は子供用のビニールプールが大流行していてな。


そこで我々は退役軍人らが経営している会社を数社見つけて、丸めてたためる翼を作らせたんだ。


その翼にイソブタンをいっぱいに充填してやって、それからマシュマロサイズの小さなエンジンを仕込む。


そしてこのマシュマロサイズの小型自由ピストン圧縮機は17hp(馬力)出る。


David: わぁ!17馬力もあるというんですか?それはとても・・・


Pete: 小さなマシュマロ大のエンジンでな。


David: とても信じがたいことですね。きっと言葉を失ってしまう人もいると思いますよ。


Pete: ああ、小さいけれど素晴らしい性能なんだ。


David: ええ。


Pete: そしてこの大型の単翼も、円を描くように旋回させて飛ばすことができた。


我々はSRI(スタンフォード研究所)にいてな。見渡せばそこにスタンフォードのアメフト部がいるじゃないか。


だからこの装置を彼らのところへ持っていって、ちょっとしたゲームをしたんだ。


覚えてるかい。これは最も背の高いやつにロックするんだ。だから一人がもうひとり肩の上に飛び乗って、肩車した状態でこれの前を走り去るんだ。するとこれが彼らを捉えて、彼らと一緒にフィールドの一方向に飛んでいく。


それからもう一方のチームが彼らの前に人を走らせて、同じことを逆方向にするんだ。


延々とこれを繰り返していたら、とうとうコーチが「ちょっと、ちょっと。4日後に試合なんですよ。あんたらのせいでこいつらみんなへたばっちまいますよ。」と言い出してな。


David: はは(笑)。


Pete: そうしたら、「いえいえ、コーチ。僕らはこっちの方がいいです。フットボールはもうやりたくありません。」だと(笑)。


David: へー!


Pete: ともかく、それが一つあったな。我々はそれを民間用に開発するつもりだったが、当然のごとく「だめだめ。それは軍用になるよ。」と言われてな。


軍で実用化されたのかすらわからん。もう30年経っているが。


David: ふむ。まあ、このようなものは理論的にはスマート弾に応用されているかもしれませんよね?


Pete: スマート弾、スマート爆弾な。


小さな日本刀のような刃が戦場を飛び回って、心臓の鼓動や体温を感知してそこを突き抜けていくという兵器もあったよ。


David: わぁ!


Pete: それは体内の組織を貫通するのに十分な大きさの刃で、即座に失血死させることができるんだ。


David: それはとても胸が悪くなる話ですね。


Pete: そうだね。


David: さて、皆さんにあなたの経歴のあらましを伝えるために、なるべくたくさんの人物を取り上げたいと思います。他にもあなたをトレーニングした人物で、私たちが調べて確かめることができそうな人はいますか?


Pete: ああ、コンピューター・サウンドの生みの親だった男から知恵を得たよ。


David: 本当に?


Pete: 彼以前にはなかったものだ。いくらかはあったがごく僅かだった。彼はそれをマニュアル化したんだ。彼の名はハル・チェンバリンだ。


Howard Allen (Hal) Chamberlin




最後にハルのことを聞いたのは、彼がカーツワイルの主任サウンドエンジニアになった時だな。


David: ふむ。


Pete: そしてカーツワイルは今ではロボット工学の神みたいに言われている。最後に聞いた時には、彼はMITで教えているということだったな。あと誰かがそのあたりのどこかで働いていると言っていたな。


David: 彼は今はGoogleで働いていると思いますよ。


Pete: ああ、おそらくそれだ。


そして彼こそが、我々がみんなサイボーグの肉体に移行していくだろうと考えている男だな。


David: カーツワイルはAIとシンギュラリティ(技術的特異点)について語っている人ですね。


Pete: レイ・カーツワイルだ。ああ。


レイ・カーツワイル


David: ええ。


Pete: 彼は我々が間もなく・・・人間の能力を遥かに超える人工知能を作り出すと確信しているんだ。


David: ええ。


Pete: そしてそれに取り組んでいる。私には全くわからないが・・・というより誰もわかっていないと思うのが、彼が本当は裏で何を開発しているかということだ。


でも彼は潤沢な資金を与えられ、公的融資を受け、お膳立てされているんだ。政府のとてもとても上層部によってな・・・ほら、完全に安全保障されたオペレーションということだ。


David: ではハル・チェンバリンについてもう少し教えて下さい。彼から何を学んだのですか?いつ頃のことですか?彼の貢献は何だったのですか?


Pete: あれは80年代初期、1980、81年だったな。彼とそのパートナーが作ったんだ・・・その前に・・・当初私はコンピューターやチップの使い方を教えるために設計されたコンピューターを使っていた。


他にそんなものはなかったよ。


David: 何年頃の話?


Pete: 1980年。1979とか80年だ。


David: オーケー。


Pete: 小さなコンピューターがあって、最終的にそれはAIM-65と呼ばれるようになった。


David: A-M 65?


Pete: A-I-M 65だよ。


David: A-I-M 65ね。オーケー。


Pete: それはただのサーキットボード(回路基板)だった。そこにもう一つ基板がついていて、それがキーボードになっている。


David: なるほど。


Pete: これはマイクロプロセッサ・チップとキーボードを一緒に搭載した最初のコンピューターだったんだ。


David: ふむ。


Pete: それだけ昔のことだ。


小さな熱転写プリンターもついていて、シアーズ・ローズベックで売っていたオリベッティの計算機から感熱紙にプリントできたよ。


Olivetti Underwood Summa Prima 20 Manual Adding Machine


そしてこのコンピューターはスクリーン・ディスプレイに24桁表示できたんだが、今の電卓みたいに7セグメントではなく16セグメントだった。


David: はい。


Pete: だからアルファベットと数字が表現できた。それができれば図形も表示できるということだ。


David: ふむ。


Pete: それから背面に入出力端子がついていた。ちょっとしたRAMもあった。


当時は1キロバイトでRAMチップが2枚必要で、71ドルしたんだ。


David: ははは(笑)。


Pete: ROMもいくらかあった。その読み出し専用メモリの中の2枚のチップに、各部装置のオペレーティングシステムが入っていた。


だから電源を入れると、それが起動して、「おお、君がコンピューター、これこれをするんだね。」と自己認識するようになった。そしてキーボードはこう、ディスプレイは、プリンターは、入出力端子はこう動く、と自分に言い聞かせるんだ。


これはこの特定のプロセッサ・チップの使い方を人に教えることができるように設計されていた。


そして入出力のチップも一緒にセットで設計された。


David: そのプロセッサ・チップは何だったんですか?


Pete: 6502だ。


MOS Technology 6502 Microprocessor


David: オーケー。


Pete: それが基礎となってできたのが、コモドール PETApple IIコモドール64、Atariだ。


コモドール PET 2001 Computer


David: ええ。


Pete: 最初の型は最初の生徒たちの一人が作ったものだと思うよ。


David: さてハル・チェンバリンの話に戻りましょう。


あなたは彼らAIM-65の先生たちと一緒に働いていたと・・・


Pete: プログラムに彼が取り込まれたのは、彼らが彼の知識を利用して、そこからとてもパワフルなコンピューターを作ったからだ。


それはジェミニ宇宙船に使われていたコンピューターの少なくとも10000倍の性能があったんだ。


David: 本当に?


ジェミニ計画は1961年に始まり1966年に終了した

Pete: それで色々なことができるようになった。


David: これは察するに機密事項だったんでしょうね。


Pete: いいや。機密でも何でもないさ。


David: おっと。


Pete: それを開発した私企業・・・何人かの優秀な男達がいた。その一人がハル・チェンバリンだったんだ。そしてデイヴィッド・ラブが彼の相棒だった。


David: なるほど。さて、それは一般発売されたんですか?


Pete: ああ、もちろん。


David: オーケー。


Pete: 何千台と民間の受注があったよ。


David: なるほど。では、ただコンピューターの性能面でとても著しい進歩があったということなんですね?


Pete: ああ。それはキーボードとプロセッサ・チップを搭載した2番目のコンピューターだった。


David: そうですか。ではあなたがハル・チェンバリンと受けたトレーニングにおいて、彼の役割は何だったんですか?


Pete: ハルとデイヴィッドは相棒だった。だから我々がデイヴィッドから得たことは、ハルから得たのと同じだ。つまり、彼らは相棒だったからね。


そしてハルが言っていたことの一つが、「どんな音でも出せる小さなボードを持っているんだ」ということだった。


そして彼はちょうどコンピューター・サウンドについての本を書き終えようとしていた。だから彼こそがブレインなのさ。私の知る限り、あの本は今でも重用されている。


David: ではそれがコンピューター用の最初のサウンドカードだったと。


Pete: すべてにおいて最初のサウンドカードさ・・・


David: わぁ!


Pete: ・・・私の知る限りな。


でも、これは200階層の知恵の上に成り立つものだったからね。他には真似できなかったはずだ。


David: ではハル・チェンバリンはあなたのコンピューターにサウンドカードを搭載するのを手伝ってくれたということ?


Pete: ハル・チェンバリンは我々(プログラム)から要求されて、彼のサウンドカードと彼の会社のコンピューターを設計したということだ。我々のニーズを満たすように。


それから私が彼の技術を利用して、一連のコンピューター制御の診断装置(医療機器)を開発した。それで世界は一変し、その性能も大幅に向上したんだ。


David: さて、今回はまだもう一人取り上げる時間が残っています。あなたが研究課題に取り組む中で出会った人の名前をもう一人挙げてくれますか?


Pete: さて、ノーベル賞受賞者もたくさんいるのだが、それよりも、我々の話に耳を傾けている人々にとって特に有名な人物の一人を挙げれば、ルパート・シェルドレイクになるかな。


David: おー、ええ、もちろん。


Pete: 彼はケンブリッジ大学のとてもとても優秀な生物学者だね。


ルパート・シェルドレイク


我々は彼を雇って、私の作った医療機器を使用していた医師たちのグループに講義をしに来てもらったんだ。


彼が来た時、彼を感心させてやろうと思ったわけではないんだが・・・私は彼が発見したことについて多くを知っていたから、彼にいくらか教えてあげたい情報があったんだ。


そうしたら、彼は彼で自分の発見について我々に教えるために呼ばれているのだと思っている様子だった。


私は彼の発見についてはよく知っていた。でも残りの医師たちは知らなかった。だから彼らのために、私は黙って、まず彼に彼の話をさせたんだ。


David: さて、ちょっと言わせて下さい、ピート。実は・・・これは本当に素晴らしいんですよ。なぜなら私はルパート・シェルドレイクにインタビューしたことがあるんです。この放送局でその一部をオンエアもしています。


そして彼が示す、このバイオ知的フィールドによって異なる生命形態がお互いにつながっているという観点における研究は、とても驚くべきものです。


Pete: そうだな。そしてそれはもっとずっと奥が深いんだ。


彼は遺伝学者の視点からそれを捉えている。それを科学者として物理学的な立場から見てみると、もっと多くのことがわかるんだ。


David: でしょうね。


Pete: この形態形成場(モルフォジェニック・フィールド)については私もかなりたくさんの研究をしてきた。そして「モルフォジェニック(形態形成)」とは実にうまい名前をつけたものだ。それは様々なものに形を変えているからだ。


宇宙そのものも常に学習している。そして宇宙は優勢となる思考に基づいて自身の形を変化させるんだ。


そしてそれが私の博士論文のテーマでもある。すべてを物質的な視点からよりも、むしろ思考に基づくものとして捉えるということだ。


違う言い方をすれば、「精神性」と言ってもいい。


David: ええ。


Pete: そのフィールド(場)が存在するんだ。


問題は、その現実を言い表すことのできる適切な語彙が英語には存在しないことだ。


我々が使っている言葉はとても大まかでとても個人的な、日常行うようなことしか説明できない。例えば「卵焼きを焦がした」とかそんな程度の。


だから人類が次のステップに進むには、我々には完全に新たな語彙が必要なんだ。


David: 同意見です。


Pete: そして過去にはそういった言葉はたくさん存在していたんだ。言葉は本来の意味を失ってきたのさ。しかし倫理の授業で一括りにされるようなことを語る言葉は残っている。


David: ええ。


Pete: そして我々には・・・人間には核とか精神とかいったものがあるわけだが、それを正確に語れる言葉がないんだ。


つまり、その一部を正確に言い表す言葉はあっても、全体を言い表すことができないんだ。


David: ふむ。


Pete: でもそれはそこに存在するし、かつては存在を語られていた。我々が言葉を劣化させてきたんだ。


David: でも、あなたがシェルドレイクに会った時、彼は具体的に何を研究していたんですか?彼があなたに与えたものは何ですか?


Pete: ちょうど彼は形態形成場の初歩的な基礎理論を発見したところだった。


David: 当時の具体的なデータを覚えていますか?


Pete: まあ、データとしては、動物たちが特殊な方法で情報を得られるという証拠があったね。


多くの動物が、例えば犬とかネコとか・・・私が飼っていたネコなんて、それを完璧にできたよ。


私は自宅から100km以上離れた小屋にネコを飼っていたんだ。彼はその場所が好きでね。原野の中だ。


そして私は8~10日おきに彼を訪ねていくんだ。水や食料を山のように持っていって、あとはロボットにネコの餌やりや世話をさせるんだ。そして異常を私に知らせたりね。


ネコと私はインターネットでつながったコンピューターのスクリーン上でお互いの顔を見れる。それで彼の様子をチェックできるんだ。


そして私が「おっと良いぞ。今日明日はちょっと暇ができた。ネコに会いに行こう。」と決めた時のことだ。


即座にネコの心拍数と呼吸数上昇するのが計測できるんだよ。彼が寝床を移動して私と一緒の時に寝る場所に移るのとか。離れていてもそういった様子が全て見れるんだ。


彼はそれが実際にそうなるずっと前からわかっているのさ。そして私が10km先に来れば興奮するし、車で庭まで来ればもっと興奮するんだ。


David: ではあなたは電子的な方法でネコのバイタルサインを測定していて、あなたがネコの所に行こうと思っただけで、ネコが反応を示すのが見て取れたということですね。


Pete: そうだ。


David: それはシェルドレイクがやったことをさらに発展させた感じですね。実際に彼は『あなたの帰りがわかる犬』という本を書いています・・・


Pete: ああ。


David: ・・・彼は、人がでたらめな時間に帰宅しても、飼い犬が優先的に玄関のすぐ近くで主人を待っているということを発見したんです・・・


Pete: まさしく。


David: ・・・どんな時間に帰っても。


Pete: ああ、私のネコも玄関のドアのすぐ内側で待っているよ。だから彼のつま先を巻き込まないように、慎重にドアを開けなくてはいけないんだ(笑)。


David: ははは(笑)。


Pete: はっはっは(笑)。


David: ではシェルドレイクの研究は当時のあなたにどんな影響を与えたんですか?


Pete: まあ、私は最初、彼の分野のことで私が知っていることをただ彼に教えたかったんだ。そのことが明らかに彼の著作物に書かれていなかったのでね。どういうわけか。彼がそれを知らなかったのか、それともそれに興味を示した政府機関に頼まれて書かなかったのか。


David: ふむ。


Pete: つまりほら、こういったことに興味を持っていた政府機関はたくさんあって、私も話していいことと話してはいけないことを指示されていたからね。それによって制限されるんだ。


David: ええ、そうでしょうとも。


Pete: 彼らがやっていることで私が全く知らされないこともあるし、ある程度私が知っていることを彼らがすることもある。


そして私が彼らに20年前に教えたことが今になって表に出てきて、彼らは私が言ったことをやっと信じたのかとわかるんだ。


我々が7年前にやったインタビューのようにな。多くの人間が私の言ったことを彼らなりに解釈して書いている。私が正しかったとか、間違っていたとか、私があれを考慮に入れていなかったとか、これをわかっていなかったとか。


世間には賢い人々もいるが、彼らは私の話の背景にある成り立ちが全くわかっていない。だから知性を働かせるよりも口の方だけが達者になるのさ。


しかしとにかくだ。私がシェルドレイクから学んだことも多かったよ。でも彼から学んだ最大の事は、彼がどうやって、なぜ彼の研究していたことにたどり着いたかだった。


私は自問したものさ。「一体この男はどこからこの知識を思いついたんだ?」と。私がそれを思いつくには多くの時間と調査を要したからね。


そして知った事実は・・・彼は自分から飛び込んでいったということさ。彼は少し人付き合いが苦手なところがあってね。友達も全くいなかったし、彼のことをよく知る人間もいなかったのさ。ガールフレンドとかそういうのもな。


だから彼のケンブリッジのカウンセラーが言ったのさ。「講堂に行って掲示板を見てきなさいな。放課後の課外クラブ活動のリストがあるから。いずれかのグループを選んで参加してみなさい。」とかなんとか。


そして彼は講堂に行ってリストを見てみた。彼はとても賢いやつだったから、どれも彼にとってはだるく感じられた。


そしてやっと、彼はバートランド・ラッセルデイヴィッド・ボームがいたグループを見つけたんだ。


David: わぁ!


Pete: わかるだろ。彼らは世界的に有名な科学者だ。


それで彼は「おお、これはおもしろそうなグループじゃないか」と思った。彼は一度もそこに足を踏み入れたことはなかった。これは彼がまだ大学1年の時の話だ。彼はそこには序列があったことを知らなかったのさ。


彼らは気軽に話しかけていいような相手ではなかったのさ。2年前から予約して、何か彼らの興味を引くようなものを見せる用意がないのならな。


そのクラブに彼は大胆に飛び込んでいったのさ。


そうしたら、クラブの全員が「まあ、招待もなく我々のクラブに入ってきて、こんな横柄な態度を取れるやつはいないだろう。きっと誰かがこいつをここに招いたのだな。」と考えたのさ(笑)。


David: さて、残り時間も少なくなってきましたので・・・何だったのでしょう・・・シェルドレイクは最後にはクラブの人たちを感心させたんですか?そのあたりを簡単に説明してもらえますか?


Pete: まあ、シェルドレイクはとても賢いし、他とは違っていた。社交的なことは何もわからないやつだったし、おそらくそれは今でもさほど変わっていないだろう。


でも一つ言えるのは、彼は自分が場違いな所に足を踏み入れたことに気づいていたということさ。そのクラブの人々は彼の理解を超えた話をしていた。


私もその年代の頃は、自分が他の皆の理解を超えた話をしていると思ったものさ。彼は彼の分野でそれに気づき、私は私の得意分野でそれに気づいた。


David: それでその経験が彼のやっていることにどう生かされたんですか?


Pete: だから彼がしたことは・・・ただ口を閉じて話に耳を傾けることにしたのさ。


David: なるほど。


Pete: そしてすぐに彼は話についていけるようになった。それからまたすぐに、彼は話に参加して良いコメントができるようになっていった。


だから彼は25~30人の超優秀な師匠たちに恵まれたということさ。彼らは自分がメンター役をしていたとは特段気づいていないがね。


David: わぁ!


Pete: しかし彼にはそういった素晴らしいメンターたちがいたんだ。そして彼らは彼の専門分野の人々ではなく、むしろ私のように全方位的な科学者たちだった。


David: いいね。


Pete: だからシェルドレイクは、彼らが彼らの科学的分野で発見したことから、自分の専門分野にとても役立つことを学んでいったのさ。


David: なるほど。さて、今回のエピソードの時間はこれまでです。本当に興味を惹かれるお話で、事の経緯もたくさん聞けました。


ご視聴有難う。また次回お会いしましょう。


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